記憶 穴埋め問題作成

インプット

覚えるために昔から実施している方法がある。赤色の透明シートで文字を消す方法だ。
単語や文章を書き出す時、赤色透明シートで消えるように、赤色かオレンジのペンで覚えたい箇所を書いておく。
赤色透明シートをのせると、その部分だけが見えなくなり、穴埋め問題になっている。
これを解くことにより、穴埋め部分を覚えることができる。

初めて実施したのは、中学の社会の勉強だった。
板書からテストを作る先生だったので、板書を丸暗記していれば100点とれることが分かっていた。
いかに板書を覚えるか。
復習として板書をもう一度、別のノートに書き写す時に、テストに出そうな重要語句を赤ペンで書いた。
一通り書き終わってから、赤透明シートで重要語句を隠して、黙読と音読を繰り返した。
これを毎回の復習の度に繰り返した。
中間や期末試験勉強として特別なことはせずに、9割以上は確実に回答できていた。
いまだに続けているので、とても自分に合っている方法なのだと感じる。

高校時代だったろうか。
赤のマーカーペンで線を引いた箇所を緑の透明シートで隠す方法を知った。
緑透明シートで隠すと、赤のマーカーペンを引いたところは黒くなり見えなくなる。
この状態が穴埋め問題になっている。
赤が強いマーカーペンで、線を引くので、線を引いた個所の黒文字が見づらくはなる。
しかし、緑透明シートを使うので、赤透明シートをずっと見てるよりは、集中が続く気がしてる。
自分としては赤より緑の方が見やすいので、緑透明シートを多用している。
テキストなど、マーカーペンで線を引くだけなので、この方法が利用しやすい。

資格試験の勉強でも使った。
Web講座やWebテキストの内容を書き出して、ノートにまとめる。
書き出した内容を覚えるために、赤マーカーペンで、重要語句に線を引く。
緑透明シートで隠して、穴埋め問題のように回答していく。
クイズに答えるような感覚で解く。
徐々に短時間で、回答できるようになり、時間内に全体を見直す量が多くなる。
頭の中でも重要語句が自然と思い浮かぶようになってくる。
ノートに書き出した内容が、アウトプットの問題集として変わる手法である。