DMM英会話にはフィリピンの講師が多い。
多くはないが、東欧、アフリカの講師もいる。
そして、母国語、英語、フランス語やスペイン語といった、第三外国語を話せる人が多い。
そのような多言語を操る講師に、どのように英語(母国語以外の言語)を学ぶのが良いか、インタビューしてみた。
ほとんどの方が、同じ答えであった。重要な順に記述する。
1.リスニング
2. 単語(object)を覚える
3. 文(sentence)を作って暗唱する
4. スピーキング
5. リーディング
6.ライティング
リスニング
すべての講師が「まずは聞くことが大切」、と言っていた。
できる限りの時間で英語を聞くこと。
聞けないと何を言ってるかわからず、コミュニケーションが取れない。
そのため、最初に重要なことである。
音学習から始めること。現在は、YouTubeやPodcastで手軽に英語を聞くことができる。
普段から英語の音、リズムに触れるとよい。
単語(object)を覚える
目に入ったモノ(object)を英語で表現するには、どうしたらいいか。
モノを英語で何というか。全てのモノは、英語で表現できる。
それらを一つ一つ覚えていく。
文章(Sentence)を作って暗唱する。
モノの名前が英語でわかれば、動作をどのように表現するのか気になってくる。
身近な行動と、自分が伝えたいことを文にする。
初めは日本語でもよい、日本語で作成した文章を英語にする。
英語の文章を暗唱する。感情に結びつくまで、暗唱する。
スピーキング
話すことで伝えることが、大切だ。
人のコミュニケーションとして、話して伝えることに重きを置いた方が良い。
モノの発音を覚えて、文を作成して暗唱する。
それを伝える練習が大切だ。
スピーキングは瞬発力である。それは何度も繰り返すことで、上達する。
瞬発力をもって感情をのせて、音を発して伝える能力は、万人に備わっている。
繰り返しの練習が必要であるが、必ず上達する。
リーディング
リーディングはスピーキングに比べて、優先順位が低い。
しかし、今は、インターネットのテキストから、情報を取る時代だ。
読むことで、単語や文法に対する知識が増えていくので、なるべく文章を読んだ方が良い。
日本の英語教育は、リーディングに重きが置かれている。
大抵の方は、読み書きができる状態にある。
読むことは、文字の羅列から意味を解釈する必要があるので、訓練が必要であるが、一人でも練習はできる。
ライティング
ライティングは実際のところ、スキルとしては難しい。
しかし、スピーキングができれば、ライティングも上達する。
日本では、読み書きに重きをおいて英語を学んできているが、英語で文章を書けと言われると、単語の綴りや、時制や前置詞の使い方で迷う。
日本語とは異なる感覚で、文章を組み立てなければならない。
難しいがゆえに、優先順位として低くなる。
だが、スピーキングやリーディングと共に学ぶことにより、相乗効果が生まれて上達していく。
日記のように、日々の出来事を記載していくことが大切だ。