記憶力がある人は、頭が良いとされている。
何か質問されたことを直ぐに答えられたら、どれだけ気持ちがいいだろうか。
記憶は身体のコンディションと復習する時間軸に関わる。
一日の中でも頭が働く時間と、そうでもない時間がある。
感覚的には、朝の起き抜けと午後の眠気が抜けた後に、頭が働いてると感じる。
また、寝る前に見聞きしたことは記憶に定着しやすい。記憶の作業は、この時間帯が良い。
- 起床後
- 午後の眠気が抜けた後
- 寝る前
1.起床後
起床後30分ほどは、頭がボーッとしている感覚が抜けない。
しかし、モーニングルーティン(歯磨き、水分補給など)をしていると、徐々に頭が冴えてくる。ここからが記憶するには良い時間である。
記憶(インプット)だけでなく、アウトプット(自分の考えをまとめる)時間にも最適である。
どのように使うか悩ましいが、脳が冴えている時間帯であることは間違いない。
2.午後の眠気が抜けた後
お昼ご飯を食べた後から数十分後に、眠くなり活動が鈍くなる時間がある。
ご飯を食べて血糖値が上がる。また、身体のリズムとして、起きてから8時間後に覚醒信号が低下し、活動が緩くなる。
この時間帯を乗り越えた後、徐々に集中力が戻っていく感覚がある。
集中力が戻ってきたころ、記憶作業を実践することが効果的だ。
この時間帯は、アウトプットよりインプットを、より効果的に実施できると感じる。
記憶の作業にとって、適した時間帯である。
3.寝る前
寝る前に見たもの、聞いたことは、寝てる間に最適化されて、長期記憶に残りやすい。
寝る少し前に、覚えておかなければならない出来事、説明、語彙を復唱(声に出すことが肝心)をしておくと、記憶には効果的だ。
ただ、寝る前は既に疲れて寝たいモードに入っているので、脳を動かすより、ストレッチをして身体をリラックスさせる方が快適である。
どうしてもリラックスする方を優先してしまう傾向があるが、寝る前に復唱することは、記憶の定着に効果的である。
記憶が必要な作業があるなら、時間帯を有効に使おう。
時間帯によって、より効率的に記憶作業が行える。