大人の学び方2 身体を動かすこと。

アウトプット

大人になると身体を動かす機会が少なくなる。
少しずつ関節が固くなり、身体を動かすのが億劫になってくる。
階段を登ることで息切れする。ますます身体を動かさなくなる。
そんな負の連鎖におちいってしまう。
しかし、身体を動かし続けていると気分が良くなる。
動かし始めがつらいのであって、動かし始めると気分が良くなる。
このことが分かっていれば、身体を動かすハードルが下がるだろう。

身体を動かすことで、脳が活性化される。
「頭がいい」という定義の一つに、「身体を自在に動かせる人」ということがある。
身体を動かすこと自体が、学びの質を上げる方法になる。
身体を動かし、短時間で効果が高い方法として、下記がある。

  1. スクワット
  2. 散歩
  3. 走る
  4. 縄跳び

スクワット

しゃがんで立ち上がるだけ。これが意外と身体に効く。
太もも全体の筋肉を使っている感じがある。
「よっこらしょ」とつぶやきたくなる動作だ。
股を相撲の蹲踞そんきょの姿勢くらいにあけて、しゃがんで立ち上がる。
顔を前に向け背筋を伸ばす。自分の体調に合わせて、太ももにジワっと負荷をかける。

散歩

身体を動かすことの王道として、「歩く」がある。
手っ取り早く身体を動かせる。
なんの気なく、ちょっと早歩きで歩いていくと、徐々に楽しくなる。
四季の移ろいを感じながら、20分くらい歩いてくるのが、心地よい。

走る

心拍数をあげる運動として、手っ取り早い。
歩く散歩の最中に走ってみることもよい。
走ることで心拍数を上げ、手足を弾ませるようにリズムをとる。
走り始めは呼吸が苦しくなるので億劫に感じる。
しかし徐々に慣れてきて楽しくなる。
心拍数を上げることで、短時間でも脳がスッキリした感じを味わえる。

4.縄跳び

道具が必要だが、遠くへ行かずにその場でできる。意外と身体への負荷は高い。
その場で飛び跳ねるだけで、これだけ負荷がかかるのかと思う。
心拍数もあがるので、短時間の運動効果は高い。
飛ぶことで、全身運動になる。手軽に効果的に身体を動かす方法の一つである。

これらの動きの効果を、更に上げる方法として、下記を挙げたい。

「マスクをする」

新型感染症(コロナ)以降、マスクすることが日常になった。
マスクをすると、酸素摂取量は各段に下がる。その分、呼吸が苦しくなる。
しかし少しずつ、このつらさに慣れてくる。
慣れてきたときにマスクを外してみよう。マスクをしないといかに呼吸が楽かを実感できる。
呼吸が楽になると、身体を動かすことも楽になる。
身体を動かすことが楽になれば、身体を動かし始めるハードルが下がる。
さすれば、身体を動かすことが習慣となる。
習慣になれば、脳が活性化され、学びの質も上がってくる。
学びにとって、良いループができる。→ とはいえ、やりすぎは禁物。
くれぐれも自分の身体と対話をしながら、ムチャな動かし方はせずに、続けてもらいたい。