スキマ時間

アウトプット

学ぶ上で、スキマ時間を活かすことは、大切なことである。
スキマ時間とは、どのくらいの時間のことだろうか。
何かと何かのタスクの間に、どのくらいの時間があるだろう。
移動時間、休憩時間とは異なるスキマ時間。予定していなかった時間。
大体、10分くらいだろうか。

現代のスキマ時間は、スマホをいじって、せわしなく情報収集をしている。
情報収集は楽しい。新しいことを知った気になる。
その分考えることが、おろそかになっている。
深く考えることは、人間の得意とすることだ。
しかし、その時間を情報収集に当ててしまってる。
それではインプット過多になってしまう。
インプットとアウトプットを両立させるために、スキマ時間を利用するには、どうすればいいか。

10分間与えられたとして、何か説明するには、十分な時間である。
考えを止めずに、何かを10分間説明し続ける。
自分に対して、理解を深めるために説明してみる。
わからないところは、直ぐにインプットしない。
後のフィードバックのために、メモを取っておく。
まずは臆せずアウトプットしてから、フィードバックとしてのインプットを行う。
そうすることで、スキマ時間をアウトプット優先の学びとして、活かすことができる。
アウトプットして分からなかったところは、「知っている」が「使えない」状況にあるものだ。
これを「使える」状況に持っていく。
そのために、取っておいたメモをスキマ時間で見直して、調べる。
漠然とインプットするよりは、今後のアウトプットにも使えるインプットができる。

スキマ時間は一人の時間である。
一人の時間であるがゆえ、漠然と過ごしてしまう。
有効活用できないかと思い、インプットとアウトプットを両立させることを考えた。
しかし、そもそも一人で「ボーッと」することも大切だろう。
空白を空白として過ごす時間。それこそが、次の行動につながることもある。
勇気をもって「ボーッと」することで、新しいことを「ハッと」思いつくこともある。
「ボーッと」することで、頭の中ではまとめている。
そうなると、スキマ時間をしっかり活かしていることになる。

スキマ時間は短いから、学びに使わない時間になりがちだ。
しかし、アウトプット→インプット、または、ボーッとまとめる時間にすると、意外と短い時間でも有効活用できる。
スキマ時間を活かすことで、学びの量と質が変わっていく。
少しずつだが、実感することができる。