ある本の中で、脳は予測機能だという記述があった。確かにその通りだ。人類は先を思い描ける。そして思い描いたようになることができる。思い描いたようになるには時間がかかるが、思い描いたその先に到達することはできる。先を予想して思い描くというのは、生きる上で重要なことだ。危機回避ができる。今やるべきことを明確にできる。どんどん賢くなっていける。予測を働かせることによって、学ぶ速度が双曲線を描く。実践するにはどうするか。
- 今の立場を見つめる
- 今の能力を知る
- これから必要な、未知のことを知る
- 目的に必要な条件を洗い出す。
今の立場を見つめる
今、自分の身体はここにある。そしてその周りにも人がいて、ものがある。それらと自分がどう作用するのかは、複数の可能性がある。それらの可能性を考慮に入れて、今ある自分の居場所と立場を確認する。
今の能力を知る
今自分ができることは何なのか。持っている技術や能力を知ることが大切だ。自分ができることを認識する。自分ができることを利用して、何ができるかを工夫することで、予測に対する準備ができる。
これから必要な、未知のことを知る
予測をするためには、いろいろな要素の組み合わせが必要だ。未知のことを知り、予測に必要な要素を増やす。要素を増やすことによって、予測に幅が出てきて、今まで経験したことないところまで予測をすることができる。
目的に必要な条件を洗い出す。
条件を洗い出すことも、予測のために必要な要素を集めることになる。必要な条件を洗い出すことで、目的を達成する方法が明確になり、予測をより確かなものにできる。
人間はなぜ、産業革命以来、急激に科学を発展させられたのだろうか。新しいものを組み合わせて、科学を発展させてきた。スイッチが入ったようだ。そのスイッチは、食が関係あるのではないだろうか。肉類をふんだんに食することにより、脳のつながりがより緊密となり、予測機能として発展できたのではないだろうか。あらゆることを考え、その考えが持続する。寝ている間も動いている。食した物質が体を巡り作られていく。細胞が入れ替わる。身体が変わる。考え方も変わる。先を読むことができるようになる。
そして、食する物質によって、遥か彼方の宇宙と繋がれるようになったのではないか。宇宙との交信に必要な遺伝子があり、それを作れるようになり、受信機を手に入れた。そこから脳に向けて、使命を感じる。認識することができるようになる。もう一つの身体に作用するのは、ウイルスだ。ウイルスを取り込む、遺伝子が変わる。考え方も変わる。宇宙との受信機が変わる。別の宇宙と繋がる。違う発見がある。常識が変わる。そんなことを、ずっと続けていくのではないだろうか。