学ぶFP2級

アウトプット

今年(2024年)にFP3級に合格したので、次はFP2級の勉強をした。勉強する上で、学ぶメソッドを実践出来たところと、出来ないところがあった。実践できたと思うところは、下記の点だ。

  1. 過去問を解くところから始めた。過去問で出題されているところをテキストで読み直した。
  2. 自分ノートを作成して、書くことで要点をまとめた。関連ある事項を派生させるイメージで覚えた。
  3. 家事をしている時間や、移動時間に、どれだけ覚えているか試すために、誰かに説明するかのように思いだして呟いた。

まずは、過去問解くことから始めた。FP2級は、FP3級では範囲外となっている、2級の範囲から、出題される傾向がある。また、過去問の類似問題が出題される。制度とその制度を利用するための条件をしっかり覚えることが大切だ。似たような条件(年齢や所得条件)が多くあるので、勘違いしやすい。問題によって、「最も適切なもの」を選ぶのか「最も不適切なもの」を選ぶのかを、間違えないようにしなければならない。過去問を多く解くことによって、傾向が理解できるようになる。実技試験においては、同じような条件で問題が出される。解き方を理解することによって、ほとんどの問題は解けるようになる。

解けなかった問題や知らなかった事項を、自分ノートにまとめた。その際、重要語句や数値については、赤文字で記載した。あとで、赤シートで隠して暗記するためだ。私は書くことで覚えられることを自覚している。とにかく書くこと。そして、書いたことをイメージして頭の中でまとめることを実践した。

仕事や家事をしていると、腰を据えて勉強する時間は限られる。その場合は、深く意識せずに出来る作業、(家事や、徒歩や電車での移動)、の中で、思い出すようにした。誰かに説明できるように、様々な制度について思い出す。説明できない場合は、あとで参考書を読んで理解するようにした。

逆に実践出来ていなかった点としては、「振り返り」だ。自分の性格なのか行動の在り方なのか、新しいことを試すことに時間を取るが、振り返りの時間を取ることは、苦手である。これは、勉強のやり方として、改善の余地があるところだ。と、かなり前から思っているところなので、いろいろ試して上手くいく方法を見つけたい。

FP2級に合格するためには、TACが出版している、FP2級の教科書と過去問を解くこと(FP2級道場の解説を読んだ)で、十分に合格できる。頻出個所について、制度を説明できるくらいまで暗記すれば、合格間違いなしである。