学ぶ 朝

アウトプット

学び方には、効率的な方法がある。それは、朝の時間を活用することだ。朝の時間を活用するために、前日夜からの準備と、睡眠を活用すると良い。

まず、今日1日、それぞれ何を学んだか、メモしておくと良い。それを1日の終わりに見返すようにする。今日1日学んだことは、その日のうちに思い出すのが良い。それは、1日の終わりに実践する。1日の終わりに1日を振り返ると、寝ているうちに、その出来事が頭に定着する。寝てる間に記憶は強化される。しかし、忘れてしまうことも多い。忘れてしまうのは、脳が重要だと思っていないからだ。脳に重要だと思わせるには、感情と反復が大切だ。感情を伴わせるには、ストーリーと共にイメージするのが良い。その時の気持ちや出来事とセットで記憶することができる。そして反復は、何度もそのことを思い出すことだ。何度も思い出すことによって記憶が強化される。記憶するなら、何度も反復することが必要だ。

それから朝になり起床した後、5分でもいいので、集中してアウトプットとフィードバックを繰り返す。昨日見返したことを、もう一度思い返してみる。そうすることで、記憶が強化される。朝の時間は、脳が整頓されている状態だ。アウトプットに適しているので、この時間帯を大切にする。寝ている時間によって強化された記憶を使い、アウトプット量を増やす。できるだけ、早く、多くの量をこなすようにする。そうすることで、朝の時間帯だけで、できることが増えていく。迷いが少なくなっていく。

そして日中を過ごす。過ごす中でも、記憶を辿り思い返してみる。思い返すことで、他のことと繋がり、新しい考えが浮かんでくることがある。試験の初めに難しい問題を解いておいて、バックグラウンドで解いておいてもらうのと、同じ要領だ。簡単な問題に手を付けた後で、もう一度難しい問題を振り返る。そうすると、難しい問題が解けるようになっている。一度、頭に入れることで、知識が無意識のうちに動き出す。朝の時間に思い返すことによって、日中に考えがまとまっていく。そして、夕方以降のふとした瞬間に、理解ができていたり新しい考えが浮かんでくる。

思い返すことは、反復になる。反復することで、ますます記憶が強化される。反復を実行するには、有効な間隔がある。反復は1日後、1週間後、1ヶ月後に実施するとよい。それを朝の時間帯に、思い返すように実施する。朝の頭がスッキリした状態で実施することによって、より自分の知識として定着していく。