ニオイ 匂い 臭い

インプット

ニオイが学びにつながるだろうか。
ニオイが必要な技術もある。料理はその典型だ。
美味しい料理は、良いニオイがする。
ニオイが料理の出来具合を教えてくれる。


ニオイが学びにもたらす効果は下記が挙げられる。

  1. ニオイは気分転換になる
  2. ニオイは集中力を高める
  3. ニオイは記憶に残りやすい
  4. ニオイと出来事を結びつける

ニオイは気分転換になる

ニオイを嗅ぐと、気分が変わる。
焼肉のニオイを嗅ぐとお腹が空いてくる。
柑橘系のニオイをら嗅ぐと爽やかな気分になる。
雨のニオイも山のニオイもある。ニオイが天気や季節を教えてくれる。
そのニオイに応じて気分が変わり、やる気を引き出すことにつなげられる。

ニオイは集中力を高める

ニオイによって場の雰囲気を変えることができる。
お寺で香を焚いたり、ヨガの最中にアロマを利用したりする。
ニオイによって、リラックスでき、集中力を高めることができる。

ニオイは記憶に残りやすい

かすかなニオイでも人は感じることができる。危険をいち早く知るための能力だ。
ニオイを思い出すことは、瞬時に安易にできる。
この能力を学びに活かすことができる。
ニオイを利用することで、記憶力が高くなる。

ニオイと出来事を結びつける

ニオイは記憶に残りやすい。
その時のニオイと出来事を結びつけることができれば、ニオイから連想される出来事を記憶に残しやすくなる。
そして、瞬時に取り出すことができる。
実際にニオイがあれば、そのニオイと出来事を結びつければよい。
ニオイがない場合は、連想されるニオイと結びつけてみる。記憶に残りやすいはずだ。


COVID-19(新型コロナ)が流行していた2020年初から2023年5月初までの約3年間、外出時はマスクをしていた。
マスクをしているとニオイを感じにくい。
マスクが日常になっていると気づかないことだが、外してみると、周りには様々なニオイがあることに気づく。
様々なニオイが、様々な感情を引き起こしてくれる。
その感情が、気分を変えたり、注意喚起(集中力を高める)してくれる。
その感情が、出来事と結びついていく。
ニオイがあると、感情と出来事が結びついていく。
この身体の仕組みを、学びの技術として利用することができる。
ニオイは、頭を使い、感情や出来事を操るきっかけとなる。
ニオイは、学びに活かすことができる、重要なメソッドの一つである。