学校では教えてくれないが、知っていたほうが良いことはたくさんある。生きるうえで。
その大半は社会の仕組みについてだ。税制、会計、法律、健康保険、介護保険。
生きるうえで、社会制度を知っておくことは、楽に生きることにつながる。
中学までは、基礎を学ぶ。高校からは専門科目に向けた勉強を始める。
大学で専門科目を学ぶ。その中に社会制度を学ぶ機会はない。
就職してからようやく、理解し学び始めることが多い。
しかし、企業勤めだと会社が自動的に税金、健康保険の対処してくれる。
専門的な知識がなくても、生きていくことができてしまう。
それではいざという時に、社会制度が理解できない状態になってしまう。
社会制度を理解させるために、下記を提案する。
- 簿記の勉強 (日商簿記3級習得を目指す)
- 税金、会計、法律の勉強 (FP 3 級の取得を目指す)
- 新聞を読む
簿記の勉強
簿記の勉強で、会計の基となる仕訳の知識を得ることができる。
基礎を得るためには、日商簿記3級の勉強を始めればよい。
簿記の計算自体は、足し算と引き算を理解していればできる。
3級の試験では、電卓使用が可能。
あとは仕分けの項目や、前払い、前受け、減価償却などの考え方を取得して、貸借対象表と損益計算書を作成できれば良い。
税金、会計、法律の勉強
一つ一つの項目は専門的になってしまうが、基本的な知識を得るためには、日本FP協会が主催する、3級FP技能検定(FP3級)の勉強するのがよい。
FP3級では、税金、会計、法律(民法)の基礎が試験範囲となっており、必要な社会制度を学ぶことができる。
通常生活するうえでは意識しない制度が理解できるので、非常に有意義な勉強になる。
新聞を読む
社会制度や世の中のお金の流れは、日々変わっていく。
その動向を知るために、一番効率が良いのが新聞だ。
社会制度の変更はニュースとして取り上げられるので、新聞を読んでいると情報を得ることができる。
また、理解できないところは、ネットを利用して調べることで、新たに知識を得ることができる。
社会制度を知ることで、生きる上での選択肢が広がる。
まずは関心を持つことが第一である。
そして知らなかったではすまされない社会の仕組みを知る。
もっと楽に生きられるように社会制度を利用する。
社会の中で生きている以上、制度を理解し、利用していくことは重要なことである。