本を読む、映画見る、ポッドキャストを聞く、すべてインプット。
インプットすることは楽しいので、インプットに没頭してしまう。
話すこと、書くこと、作品として残すこと、誰かに伝えること、それがアウトプット。
伝えたい何かがあれば、アウトプットできる。自分をアピールするためにアウトプットする。
アウトプットするためには、インプットが必要だ。
インプットがあり、その情報を頭の中で加工し、アウトプットすることができる。
学生時代の勉強において、予習を優先するか、復習を優先するかは、人によって分かれるところだ。
限られる勉強時間の中、どちらに重きを置くかに迷う。
予習をしても、理解できないことが多い。
授業中に学んで、復習した方が効果的に学べるような気がする。
これをインプットとアウトプットのローテーションとして考えると、どうなるだろうか。
予習をインプットとして考えてみる。
学生の勉強だと興味が無い分野も学ぶ必要が出てくるので、すべてに没頭できないかもしれない。
しかし、興味を持ってインプットすることができれば、その先に、新たな知識の吸収や、理解するための疑問が出てくる。
これを授業の中で解消する。インプットとアウトプットの間にある差を埋める作業、インプットからアウトプットへの情報を加工する場が、授業である。
授業を受けて、アウトプットへの準備を整える。
復習をアウトプットとして考えてみる。
授業で準備した内容をアウトプットしてみる。
アウトプットの内容により、理解度を把握することができる。
復習の際に、自分で問題を作ってみる。問題に解答することは、アウトプットだ。
アウトプットができることにより、理解度が一段と深まる。
アウトプットできるということは、他人に知識を共有することができる。
自分の意見として主張することも、できる状態にある。
次に予習するときは、基礎が一段上がっていることになるので、よりインプットに興味がもてるようになる。
このローテーションを繰り返す。
予習(インプット)を実施して、授業を受ける。
授業の中では、情報を加工し、アウトプットに備えて情報をまとめる。
復習(アウトプット)を実施して、理解度を深める。
自分としての意見や、他人に説明できる状態にもっていく。
この繰り返しで、記憶にも定着して、自分の知識の基が増えていく。
知識が増えることにより、新たな興味が生まれる。
そして、より興味をもって、学ぶことが出来る。