集中スイッチの入れ方

アウトプット

集中スイッチの入れ方を知っておくと、学びの時間が充実する。
「カチッ」と切り替えることにより、「フワッ」とした時間が無くなり、すぐに実行したい行動に移ることができる。
スイッチを入れるには、いくつかのメソッドがある。

  1. 着替える
  2. 散歩する
  3. 唱える
  4. ルーティン

着替える
服装によって、切り替える効果は大きい。
スーツを着れば仕事モード。ジーンズであればリラックスモード。
ランニングウェアであれば、走るモード。
服装によって、何を行うかを決定できる。
そして、心も切り替えることができる。
これから実施することに集中する体制が整う。

散歩する
歩いているうちに、気分が変わっていく。
歩き終わった後の爽快な気持ちで、次の行動に向かうことができる。
リフレッシュした脳は、初めから集中しやすい状態になっている。

唱える
自分の気持ちを変えるために、口に出すマジックワードを決めておく。
そのフレーズを行動に移す前に、心で唱える。声に出すのも有効だ。
モチベーションをあげるためのフレーズであると、スイッチが入りやすい。

ルーティン
一連の行動をすることで、次への行動に対してスイッチを入れる。
緊張していたり、イライラしていても、ルーティンを実行すれば平常心に戻れるようにする。
ルーティンを決めて実行することは、スイッチを入れるうえで効果的である。

なだらかにスイッチを入れる方法もある。
いつの間にか集中していたという状態だ。
脳が拡散モードから集中モードへ移行していく感覚だ。
集中したい事柄の周りにあることを、ボヤっと考えながら、集中する方向へもっていく。
実施したいことを考えながら、いつの間にか集中している。
カチッというスイッチではなく、坂を転げ落ちるようなスイッチの入れ方である。

学ぶときには、初めにスイッチを入れたほうが集中しやすい場合と、なだらからにスイッチを入れた方がよい場合がある。
初めにスイッチを入れたほうが集中しやすい場合は、時間に制約があるときである。
締め切りがあれば、初めにスイッチを入れて集中した方が良い。
なだらかにスイッチを入れた方が良い場合は、時間の制約がなく、分散した考えをまとめていく場合である。
ゆっくりと多岐にわたって考えを張り巡らせているうちに、スイッチが入り気づいたら没頭している状態だ。
いずれにせよ、スイッチを入れるメソッドを利用して、目的の行動に向けて素早く集中に持っていくことが大切だ。
「切り替え」は、学ぶ上で大切な要素である。